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22_80 現代に生きる人間の倫理 / 近代思想の始まり(ルネサンス/宗教改革など)

ルネサンス期に活躍した人物と著作

著者名: zed
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ルネサンス

中世ヨーロッパの思想の中心は、「神」そのものでした。人間は弱く罪深いものなので、人間を中心に物事を考えるのはタブー視されていたのです。当時の絵や彫刻で宗教関連のものが多いのはそのためです。
そんな状況の中で、人間中心の文化が起こります。「神vs人間」というよりは、当時権力を持っていたカトリック教会に束縛をされない自由な生き方を求めたと言っていいでしょう。これがルネサンスです。

このころから、文芸作品にも変化がみられるようになります。
ここではルネサンス期に活躍した人物とその著作についてまとめていきます。



作者代表作品内容
ダンテ神曲人間の罪と苦悩、魂の救済と神の愛を描いた作品
ペトラルカカンツォニエーレ恋愛の感情と官能を描いた作品
ボッカチオデカメロン人間の欲望の解放を描いた作品
ボッティチェリ春、ヴィーナスの誕生人間の美しさと生命の躍動を描いた作品
レオナルド=ダヴィンチモナリザ、最後の晩餐多岐にわたる分野で活躍をすることが、当時の人間の在り方の理想とされていました
ミケランジェロダビデ像、サン・ピエトロ大聖堂多岐にわたる分野で活躍をすることが、当時の人間の在り方の理想とされていました


レオナルド=ダヴィンチミケランジェロのように、多岐の分野に渡ってその才能を発揮した人のことを、当時の言葉で万能人と呼び、この時代の理想像とされていました。
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『教科書 新倫理 改訂版』 清水書院
『倫理ノート 新課程用』小寺聡 山川出版社
『倫理 用語集』 山川出版社

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