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古文単語「あらはる/現る/顕る」の意味・解説【ラ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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「あらはる/現る/顕る」の意味・活用・使用例【ラ行下二段活用】

このテキストでは、ラ行下二段活用の動詞「あらはる/現る/顕る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行下二段活用

未然形あらはれ
連用形あらはれ
終止形あらはる
連体形あらはるる
已然形あらはるれ
命令形あらはれよ


意味1:自動詞

(隠れていたものが)
表に出る、現れる

[出典]百人一首
「朝ぼらけ 宇治の川霧 絶え絶えに あらはれわたる 瀬々の網代木」

[訳]:ほのぼのと明るくなる頃、宇治川にたちこめていた霧がとぎれとぎれになって、(その絶え間から次第に)一面に現れてくるあちこちの瀬に仕掛けた網代木であることですよ


意味2:自動詞

(隠していたものを人に)
知られる、ばれる、露見する

[出典]:明石 源氏物語
「いとどをこにかたくなしき入道の心ばへも、あらはれぬべかめり。」

[訳]:たいそう愚かでがんこな入道の正確も、露見してしまうに違いないだろう。


意味3:自動詞

(神仏や物の怪などが)
姿を現す

[出典]:位こそな猶めでたき物はあれ 枕草子
「僧都、僧正になりぬれば、仏のあらはれ給へるやうに...」

[訳]:僧都や僧正になってしまうと、仏がお姿を現しになったかのように...


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