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古文単語「おもひおく/思ひ置く」の意味・解説【カ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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「おもひおく/思ひ置く」の意味・活用・使用例【カ行四段活用】

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「おもひおく/思ひ置く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

カ行四段活用

未然形おもひおか
連用形おもひおき
終止形おもひおく
連体形おもひおく
已然形おもひおけ
命令形おもひおけ


意味1:他動詞

心に決めておく、思い込む

[出典]:蜻蛉日記
「不浄のことあるを、出でむと思ひ置きしかど...」

[訳]:生理になったので、(寺を)出ようと心に決めておいたのですが...


意味2:他動詞

思い残す、気にかける、未練を残す

[出典]忠度の都落ち 平家物語
「浮き世に思ひおくこと候はず。」

[訳]:現世に思い残すことはございません。


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