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古文単語「つまる/詰まる」の意味・解説【ラ行四段活用】 |
著作名:
走るメロス
10,551 views |
つまる/詰まる
このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「つまる/詰まる」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ラ行四段活用
未然形 | つまら |
連用形 | つまり |
終止形 | つまる |
連体形 | つまる |
已然形 | つまれ |
命令形 | つまれ |
■意味1:自動詞
ふさがる、つかえる。
[出典]:これも仁和寺の法師 徒然草
「これも仁和寺の法師、童の法師にならんとする名残とて、おのおの遊ぶことありけるに、酔ひて興に入るあまり、傍らなる足鼎を取りて、頭にかづきたれば、つまるやうにするを、鼻を押し平めて、顔をさし入れて舞ひ出でたるに、満座興に入ること限りなし。」
[訳]:これも仁和寺の法師(の話)、子どもが法師になろうとする別れということで、それぞれが音楽や詩歌、舞などを楽しんだたことがあったのだが、酔って面白がるあまり、側にある足鼎をとって、頭にかぶったところ、つかえるように感じたのに、鼻を押して平らにして、顔を(足鼎の中に)差し入れて舞い出たところ、その場にいる者全員が面白がることこの上ない。
「これも仁和寺の法師、童の法師にならんとする名残とて、おのおの遊ぶことありけるに、酔ひて興に入るあまり、傍らなる足鼎を取りて、頭にかづきたれば、つまるやうにするを、鼻を押し平めて、顔をさし入れて舞ひ出でたるに、満座興に入ること限りなし。」
[訳]:これも仁和寺の法師(の話)、子どもが法師になろうとする別れということで、それぞれが音楽や詩歌、舞などを楽しんだたことがあったのだが、酔って面白がるあまり、側にある足鼎をとって、頭にかぶったところ、つかえるように感じたのに、鼻を押して平らにして、顔を(足鼎の中に)差し入れて舞い出たところ、その場にいる者全員が面白がることこの上ない。
■意味2:自動詞
困る、困窮する、生活が苦しくなる。
[出典]:資季大納言入道 徒然草
「大納言入道、はたとつまりて...」
[訳]:大納言入道は、ぐっと(返事に)困って
「大納言入道、はたとつまりて...」
[訳]:大納言入道は、ぐっと(返事に)困って
■意味3:自動詞
筋が通る、納得できる。
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