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古文単語「おとにきく/音に聞く」の意味・解説【連語】 |
著作名:
走るメロス
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「おとにきく/音に聞く」の意味・活用・使用例【連語】
このテキストでは、古文単語「おとにきく/音に聞く」の意味、解説とその使用例を記している。
成り立ち
名詞「音」、格助詞「に」、そしてカ行四段活用の動詞「きく」が一語になったもの。
連語
■意味1
噂に聞く、人づてに聞く。
[出典]:蜻蛉日記 藤原道綱母
「こえわぶるあふさかよりもおとにきく なこそをかたきせきとしらなん」
[訳]:越え悩む逢坂の関よりも(越えがたいと)噂に聞く、勿来の関の方が越えがたいと知ってほしいものです
「こえわぶるあふさかよりもおとにきく なこそをかたきせきとしらなん」
[訳]:越え悩む逢坂の関よりも(越えがたいと)噂に聞く、勿来の関の方が越えがたいと知ってほしいものです
■意味2
名高い、評判が高い。
[出典]:百人一首
「音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ」
[訳]:評判の高い高師の浜のあだ波には、かからないようにしようと思います。袖が濡れると困りますから。そして同じように浮気者と名高いあなたに思いをかけたりはしますまい。波(涙)で袖が濡れると困りますから
「音に聞く 高師の浜の あだ波は かけじや袖の ぬれもこそすれ」
[訳]:評判の高い高師の浜のあだ波には、かからないようにしようと思います。袖が濡れると困りますから。そして同じように浮気者と名高いあなたに思いをかけたりはしますまい。波(涙)で袖が濡れると困りますから
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