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古文単語「きる/霧る」の意味・解説【ラ行四段活用】 |
著作名:
走るメロス
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きる/霧る
「きる」には
①切る/斬る
②霧る
③着る
などがあるが、ここでは「②霧る」を扱う。
ラ行四段活用
未然形 | きら |
連用形 | きり |
終止形 | きる |
連体形 | きる |
已然形 | きれ |
命令形 | きれ |
■意味1:自動詞
霧がたつ、霧や霞がかかる、かすむ。
[出典]:女郎花 紫式部
「渡殿の戸口の局に見出だせば、ほのうち霧りたる朝の露もまだ落ちぬに...」
[訳]:渡殿の戸口にある女房の部屋で外を眺めると、うっすらと霧がかかっている朝の露もまだ落ちない頃に...
「渡殿の戸口の局に見出だせば、ほのうち霧りたる朝の露もまだ落ちぬに...」
[訳]:渡殿の戸口にある女房の部屋で外を眺めると、うっすらと霧がかかっている朝の露もまだ落ちない頃に...
■意味2:自動詞
(涙で)
目が曇る、目がかすむ。
[出典]:夕霧 源氏物語
「目もきりていみじ。」
[訳]:目も涙でかすんで(悲しさは)はなはだしい。
「目もきりていみじ。」
[訳]:目も涙でかすんで(悲しさは)はなはだしい。
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