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古文単語「おひいづ/生ひ出づ」の意味・解説【ダ行下二段活用】 |
著作名:
走るメロス
17,731 views |
おひいづ/生ひ出づ
このテキストでは、ダ行下二段活用の動詞「おひいづ/生ひ出づ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ダ行下二段活用
未然形 | おひいで |
連用形 | おひいで |
終止形 | おひいづ |
連体形 | おひいづる |
已然形 | おひいづれ |
命令形 | おひいでよ |
■意味1:自動詞
生まれ出る、生え出る。
[出典]:澪標 源氏物語
「腹々に御子どもいとあまた次々に生ひ出でつつ賑ははしげなるを...」
[訳]:あちらこちらの夫人方にお子様がたいそうたくさん次々に生まれ出てにぎやかな様子であることを...
「腹々に御子どもいとあまた次々に生ひ出でつつ賑ははしげなるを...」
[訳]:あちらこちらの夫人方にお子様がたいそうたくさん次々に生まれ出てにぎやかな様子であることを...
■意味2:自動詞
成長する、育つ。
[出典]:門出・東路の道の果て 菅原孝標女
「東路の道の果てよりも、なほ奥つ方に生ひ出でたる人、いかばかりかはあやしかりけむを、いかに思ひ始めけることにか...」
[訳]:京都から東国へ向かう道の最果てよりも、さらに奥の方で育った人(である私)は、(今思うと)どれほどまあ(田舎っぽくて)見苦しかっただろうに、どうして(そのようなことを)思い始めたのか...
「東路の道の果てよりも、なほ奥つ方に生ひ出でたる人、いかばかりかはあやしかりけむを、いかに思ひ始めけることにか...」
[訳]:京都から東国へ向かう道の最果てよりも、さらに奥の方で育った人(である私)は、(今思うと)どれほどまあ(田舎っぽくて)見苦しかっただろうに、どうして(そのようなことを)思い始めたのか...
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