|
|
|
更新日時:
|
|
![]() |
古文単語「ゆめゆめ/努努/勤勤/謹謹」の意味・解説【副詞】 |
著作名:
走るメロス
22,674 views |
ゆめゆめ/努努/勤勤/謹謹
※副詞「ゆめ」を2つ重ねて強めた語。
副詞
■意味1
(下に禁止の語をともなって)
決して、断じて。
[出典]:落窪物語
「このあなる子ども、ゆめゆめ憎みたまふな。」
[訳]:こちらにいるとかいう子どもを、決してお嫌いなさるな。
「このあなる子ども、ゆめゆめ憎みたまふな。」
[訳]:こちらにいるとかいう子どもを、決してお嫌いなさるな。
■意味2
(下に打消の語をともなって)
少しも、まったく。
[出典]:忠度の都落ち 平家物語
「かかる忘れ形見を賜はりおき候ひぬる上は、ゆめゆめ疎略を存ずまじう候ふ。」
[訳]:このような忘れ形見を頂きましたからには、少しも(この巻物を)ぞんざいに(扱うことを)考えたりしていないつもりでございます。
「かかる忘れ形見を賜はりおき候ひぬる上は、ゆめゆめ疎略を存ずまじう候ふ。」
[訳]:このような忘れ形見を頂きましたからには、少しも(この巻物を)ぞんざいに(扱うことを)考えたりしていないつもりでございます。
■意味3
(勧誘/要請して)
ぜひ、心して。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「まじる/交じる/混じる/雑じる」の意味・解説【ラ行四段活用】
>
古文単語「さこそ/然こそ」の意味・解説【連語】
>
古文単語「あづかる/預かる」の意味・解説【ラ行四段活用】
>
古文単語「いのる/祈る」の意味・解説【ラ行四段活用】
>
現代とで意味の異なる言葉 その1
>
最近見たテキスト
古文単語「ゆめゆめ/努努/勤勤/謹謹」の意味・解説【副詞】
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング