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古文単語「きぬながなり/衣長なり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
著作名: 走るメロス
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きぬながなり/衣長なり

このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「きぬながなり/衣長なり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

形容動詞・ナリ活用

未然形きぬながなら
連用形きぬながなりきぬながに
終止形きぬながなり
連体形きぬながなる
已然形きぬながなれ
命令形きぬながなれ


意味

着物の丈が長い様

[出典]うつくしきもの 枕草子
「いみじう白く肥えたるちごの二つばかりなるが、二藍の薄物など、衣長にてたすき結ひたるがはひ出でたるも...」

[訳]:とても色白で太っている子で2歳ぐらいになるのが、紅花と藍で染めた薄い絹の着物などを、丈が長くて袖を紐で結びあげたのが這ってでてきたのも...


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