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古文単語「しかしながら/然しながら」の意味・解説【副詞/接続詞】
著作名: 走るメロス
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しかしながら/然しながら

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「しかしながら/然しながら」には、
①副詞
②接続詞
の用法がある。

①副詞

意味1

そのまますっかり、すべて、いっさい

[出典]忠度の都落ち 平家物語
「この二、三年は、京都の騒ぎ、国々の乱れ、しかしながら当家の身の上のことに候ふ間...」

[訳]:ここ二、三年は、京都での騒ぎや、国々の乱れ、すべて当家(平家)の身の上のことでございますので...


意味2

結局、要するに、つまり

[出典]:宇治拾遺物語
「人のために恨みを残すは、しかしながらわが身のためにてこそありけれ。」

[訳]:人のために恨みを残すのは、結局自身に返ってくるのでした。


②接続詞

意味1

しかし、そうではあるが

現代語の「しかし」と同じような逆説的な意味となるのは、江戸時代以後である。

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