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古文単語「かりくらす/狩り暮らす」の意味・解説【サ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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かりくらす/狩り暮らす

このテキストでは、サ行四段活用の動詞「かりくらす/狩り暮らす」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

サ行四段活用

未然形かりくらさ
連用形かりくらし
終止形かりくらす
連体形かりくらす
已然形かりくらせ
命令形かりくらせ


意味:他動詞

狩りをして一日を過ごす、日が暮れるまで一日中狩りをする

[出典]渚の院 伊勢物語
狩り暮らしたなばたつめに宿からむ天の河原に我は来にけり」

[訳]一日中狩りをして日暮れになったので、(今夜は)織姫に宿を借りることとしましょう。天の川の河原に私はきたのだなあ。

※「狩り暮らす」は「一日中狩りをする」を意味するサ行四段活用「狩り暮らす」と、「日が暮れるまで時を過ごす」を意味するサ行四段活用「暮らす」を掛けて訳している。


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