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古文単語「ぐゎんたつ/願立つ」の意味・解説【連語】
著作名: 走るメロス
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ぐゎんたつ/願立つ

このテキストでは、古文単語「ぐゎんたつ/願立つ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

成り立ち

名詞「願」とタ行下二段活用「たつ」が一語になったもの。

連語

意味

神仏に祈願する、願をかける

[出典]すける物思ひ 伊勢物語
「いとかくしもあらじと思ふに、真実に絶え入りにければ、まどひて願立てけり。」

[訳]:本当にこれほど(女性がいなくなると気絶してしまうほど、女性を思う気持ちが強い)でもあるまいと思うのに、本当に気を失ってしまったので、(親は)うろたえて神仏に祈願しました。


備考

活用は以下の通り。

未然形ぐゎんたて
連用形ぐゎんたて
終止形ぐゎんたつ
連体形ぐゎんたつる
已然形ぐゎんたつれ
命令形ぐゎんたてよ


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