manapedia
古文単語「よすが/縁/因/便」の意味・解説【名詞】
著作名: 走るメロス
1,589 views
よすが/縁/因/便

ALT

名詞

意味1

身を寄せる所、頼りとするところ、ゆかり

[出典]木の花は 枕草子
「ほととぎすのよすがとさへ思へばにや、なほさらに言ふべうもあらず。」

[訳]:ほととぎすが身を寄せる所とまで思うからだろうか、やはりまったく言いようがない(ほど素晴らしい)。


意味2

頼りとする縁者、夫/妻/子など

[出典]:日野山の閑居 方丈記
「もとより妻子なければ、捨て難きよすがもなし。」

[訳]:もともと妻子はいないので、捨てがたい頼りとする縁者もいない。


意味3

手段、手がかり、手づる

[出典]:箒木 源氏物語
「 言伝てやらむよすがだになきをと...」

[訳]:(空蝉に)言付けをする手段すらないのにと...


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。