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古文単語「つとめて」の意味・解説【名詞】 |
著作名:
走るメロス
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つとめて
このテキストでは、古文単語「つとめて」の意味、解説とその使用例を記している。
名詞
■意味1
早朝。
[出典]:春はあけぼの 枕草子
「冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに...」
[訳]:冬は早朝(が良い)。雪が降(り積も)っているのは言いようもなく(素晴らしく)、霜が(降りて)とても白いのも、またそうでなくてもとても寒い(早朝)に...
「冬はつとめて。雪の降りたるは言ふべきにもあらず、霜のいと白きも、またさらでもいと寒きに...」
[訳]:冬は早朝(が良い)。雪が降(り積も)っているのは言いようもなく(素晴らしく)、霜が(降りて)とても白いのも、またそうでなくてもとても寒い(早朝)に...
■意味2
翌朝。
[出典]:木の花は 枕草子
「四月のつごもり、五月のついたちのころほひ、橘の葉の濃く青きに、花のいと白う咲きたるが、雨うち降りたるつとめてなどは、世になう心あるさまにをかし。」
[訳]:四月の下旬や、五月の上旬の時分、橘の葉が濃く青いときに、花がとても白く咲いているのが、雨が降った(日の)翌朝などは、またとなく趣ある様子で心ひかれる。
「四月のつごもり、五月のついたちのころほひ、橘の葉の濃く青きに、花のいと白う咲きたるが、雨うち降りたるつとめてなどは、世になう心あるさまにをかし。」
[訳]:四月の下旬や、五月の上旬の時分、橘の葉が濃く青いときに、花がとても白く咲いているのが、雨が降った(日の)翌朝などは、またとなく趣ある様子で心ひかれる。
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