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古文単語「ころほひ/頃ほひ/比ほひ」の意味・解説【名詞】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、古文単語「ころほひ/頃ほひ/比ほひ」の意味、解説とその使用例を記している。
時節、時分。
[出典]:木の花は 枕草子
「四月のつごもり、五月のついたちのころほひ、橘の葉の濃く青きに、花のいと白う咲きたるが...」
[訳]:四月の下旬や、五月の上旬の時分、橘の葉が濃く青いときに、花がとても白く咲いているのが...
「四月のつごもり、五月のついたちのころほひ、橘の葉の濃く青きに、花のいと白う咲きたるが...」
[訳]:四月の下旬や、五月の上旬の時分、橘の葉が濃く青いときに、花がとても白く咲いているのが...
今の時節、当節。
[出典]:竹河 源氏物語
「その年かへりて、 男踏歌せられけり。殿上の若人どもの中に、物の上手多かるころほひなり。」
[訳]:その年が改って、男踏歌が行われた。殿上の若人たちの中に、歌舞の上手な者が多い当節である。
「その年かへりて、 男踏歌せられけり。殿上の若人どもの中に、物の上手多かるころほひなり。」
[訳]:その年が改って、男踏歌が行われた。殿上の若人たちの中に、歌舞の上手な者が多い当節である。
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