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古文単語「ひしめく/犇めく/犇く」の意味・解説【カ行四段活用】 |
著作名:
走るメロス
36,080 views |
ひしめく/犇めく/犇く
このテキストでは、カ行四段活用の動詞「ひしめく/犇めく/犇く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
カ行四段活用
未然形 | ひしめか |
連用形 | ひしめき |
終止形 | ひしめく |
連体形 | ひしめく |
已然形 | ひしめけ |
命令形 | ひしめけ |
■意味1:自動詞
騒ぎ立てる。
[出典]:児のそら寝 宇治拾遺物語
「片方に寄りて、寝たるよしにて、出で来るを待ちけるに、すでにしいだしたるさまにて、ひしめき合ひたり。 」
[訳]:(部屋の)片隅に寄って、寝たふりをして、(ぼたもちが)出来上がるのを待っていたところ、もう作り上げたようで、(僧たちが)一緒に騒ぎ立てています。
「片方に寄りて、寝たるよしにて、出で来るを待ちけるに、すでにしいだしたるさまにて、ひしめき合ひたり。 」
[訳]:(部屋の)片隅に寄って、寝たふりをして、(ぼたもちが)出来上がるのを待っていたところ、もう作り上げたようで、(僧たちが)一緒に騒ぎ立てています。
■意味2:自動詞
ぎしぎし音を立てる、ぎしぎし音が鳴る。
[出典]:無徳なるもの 枕草子
「奥の方より、もののひしめき鳴るもいと恐ろしくて...」
[訳]:奥の方から、何かがぎしぎし音を立てて鳴るのがとても恐ろしくて...
「奥の方より、もののひしめき鳴るもいと恐ろしくて...」
[訳]:奥の方から、何かがぎしぎし音を立てて鳴るのがとても恐ろしくて...
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