manapedia
更新日時:
古文単語「まさる/増さる」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
17,104 views
まさる/増さる

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「まさる/増さる」の意味、活用、解説とその使用例を記している。



「まさる」には
勝る/優る
②増さる
などの用法があるが、ここでは「②増さる」を扱う。

ラ行四段活用

未然形まさら
連用形まさり
終止形まさる
連体形まさる
已然形まされ
命令形まされ


意味:自動詞

強まる、増える、多くなる

[出典]折節の 徒然草
「灌仏のころ、祭りのころ、若葉の梢涼しげに茂りゆくほどこそ、世のあはれも、人の恋しさもまされ。」

[訳]:灌仏のころ、祭りをするころ、桜の若葉の梢が涼しげに生い茂っていく頃こそ、世の中の情趣も、人の恋しさも強まる


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。