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古文単語「うれへ/憂へ/愁へ」の意味・解説【名詞】 |
著作名:
走るメロス
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うれへ/憂へ/愁へ
名詞
■意味1
訴え、ぐち、泣き言。
■意味2
悲しみ、悲哀、嘆き。
[出典]:御幸 源氏物語
「憂へにたへず、漏らし聞こしめさせし心地なむしはべる。」
[訳]:悲しみをこらえきれず、お打ち明け申しあげたような気が致します。
「憂へにたへず、漏らし聞こしめさせし心地なむしはべる。」
[訳]:悲しみをこらえきれず、お打ち明け申しあげたような気が致します。
■意味3
不安、心配。
[出典]:若紫 源氏物語
「この世にののしり給ふ光源氏、かかるついでに見奉り給むや。世を捨てたる法師の心地にも、いみじう世の憂へ忘れ、齢伸ぶる人の御ありさまなり。いで御消息聞こえむ。」
[訳]:世間で評判が高くていらっしゃる光源氏を、このような機会に見申し上げなさいませんか。世を捨てた(私のような)法師の心の中にも、たいそう世間の不安を忘れて、寿命が延びるような(気がする光源氏の)ご様子です。さあ、ご挨拶を申し上げましょう。
「この世にののしり給ふ光源氏、かかるついでに見奉り給むや。世を捨てたる法師の心地にも、いみじう世の憂へ忘れ、齢伸ぶる人の御ありさまなり。いで御消息聞こえむ。」
[訳]:世間で評判が高くていらっしゃる光源氏を、このような機会に見申し上げなさいませんか。世を捨てた(私のような)法師の心の中にも、たいそう世間の不安を忘れて、寿命が延びるような(気がする光源氏の)ご様子です。さあ、ご挨拶を申し上げましょう。
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