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古文単語「きしむ/軋む」の意味・解説【マ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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きしむ/軋む

このテキストでは、マ行四段活用の動詞「きしむ/軋む」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

マ行四段活用

未然形きしま
連用形きしみ
終止形きしむ
連体形きしむ
已然形きしめ
命令形きしめ


意味:自動詞

(すれあって)きしきしと音をたてる

[出典]にくきもの 枕草子
「硯に髪の入りて、すられたる。また、墨の中に、石のきしきしときしみ鳴りたる。」

[訳]:硯に髪が入ったまま、(墨が)すられたの(はしゃくに障る)。また、墨の中に、石が(交じって)きしきしときしんで音をたてなっているの(もしゃくに障る。)


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