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古文単語「かすみわたる/霞み渡る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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かすみわたる/霞み渡る

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「かすみわたる/霞み渡る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形かすみわたら
連用形かすみわたり
終止形かすみわたる
連体形かすみわたる
已然形かすみわたれ
命令形かすみわたれ


意味:自動詞

一面に霞がかかる

[出典]折節の 徒然草
「鳥の声などもことのほかに春めきて、のどやかなる日影に、垣根の草萌えいづるころより、やや春ふかく霞わたりて...」

[訳]:鳥の鳴き声などとりわけ春めいて、穏やかな日差しによって、垣根の草が芽ぐむころから、しだいに春も深まり一面に霞がかかって...


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