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古文単語「すごす/過ごす」の意味・解説【サ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、サ行四段活用の動詞「すごす/過ごす」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
未然形 | すごさ |
連用形 | すごし |
終止形 | すごす |
連体形 | すごす |
已然形 | すごせ |
命令形 | すごせ |
暮らす、月日を送る、時間が経つのにまかせる。
[出典]:かぐや姫の嘆き 竹取物語
「さきざきも申さむと思ひしかども、必ず心惑ひし給はむものぞと思ひて、今まで過ごし侍りつるなり。」
[訳]:以前も申し上げようと思っていましたが、きっと当惑なさるに違いないと思い、今まで(言わずに)過ごして参りました。
「さきざきも申さむと思ひしかども、必ず心惑ひし給はむものぞと思ひて、今まで過ごし侍りつるなり。」
[訳]:以前も申し上げようと思っていましたが、きっと当惑なさるに違いないと思い、今まで(言わずに)過ごして参りました。
生計を立てる、養う。
[出典]:僧都死去 平家物語
「姫がことこそ心苦しけれども、それも生き身なれば、嘆きながらも過ごさんずらん。」
[訳]:姫のことだけが気がかりではありますが、それでも生きている身なので、嘆きながらも生計を立てていくのでしょう。
「姫がことこそ心苦しけれども、それも生き身なれば、嘆きながらも過ごさんずらん。」
[訳]:姫のことだけが気がかりではありますが、それでも生きている身なので、嘆きながらも生計を立てていくのでしょう。
通り過ぎる、終わらせる、物事を済ませる。
[出典]: 蜻蛉日記
「産屋のこともあるを、これを過ごすべしと思ひて...」
[訳]:産屋でのこと(出産)もあるので、これを(先に)済ませようと思って...
「産屋のこともあるを、これを過ごすべしと思ひて...」
[訳]:産屋でのこと(出産)もあるので、これを(先に)済ませようと思って...
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