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古文単語「なづ/撫づ」の意味・解説【ダ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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なづ/撫づ

このテキストでは、ダ行下二段活用の動詞「なづ/撫づ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ダ行下二段活用

未然形たちいで
連用形たちいで
終止形たちいづ
連体形たちいづる
已然形たちいづれ
命令形たちいでよ


意味1:他動詞

なでる

[出典]にくきもの 枕草子
「また、酒飲みてあめき、口を探り、鬚ある者はそれをなで...」

[訳]:また、酒を飲んでわめき、口(の辺り)を触れて確かめ、髭のある者はそれをなで...


意味2:他動詞

かわいがる、慈しむ

[出典]:心なしと見ゆる者も 徒然草
「民をなで農を勧めば...」

[訳]:民衆を慈しみ農業を推奨するならば...


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