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古文単語「ゐざる/膝行る」の意味・解説【ラ行四段活用】 |
著作名:
走るメロス
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ゐざる/膝行る
このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「ゐざる/膝行る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ラ行四段活用
未然形 | ゐざら |
連用形 | ゐざり |
終止形 | ゐざる |
連体形 | ゐざる |
已然形 | ゐざれ |
命令形 | ゐざれ |
■意味1:自動詞
膝を床につけた状態で移動する。
[出典]:宮に初めて参りたるころ 枕草子
「ゐざり帰るにや遅きと上げちらしたるに、雪降りにけり。」
[訳]:膝をついた状態で移動して(退出して自分の部屋に)帰るやいなや(格子を)上げたところ、(外では)雪が降っていたのでした。
「ゐざり帰るにや遅きと上げちらしたるに、雪降りにけり。」
[訳]:膝をついた状態で移動して(退出して自分の部屋に)帰るやいなや(格子を)上げたところ、(外では)雪が降っていたのでした。
■意味2:自動詞
(舟などが)
のろのろと進む。
[出典]:二月九日 土佐日記
「船を曳きつつ上れども、川の水なければ、ゐざりにのみぞゐざる。 」
[訳]:舟を引っ張りながら(川を)上っていきますが、川の水がないので、ただのろのろと進みます。
「船を曳きつつ上れども、川の水なければ、ゐざりにのみぞゐざる。 」
[訳]:舟を引っ張りながら(川を)上っていきますが、川の水がないので、ただのろのろと進みます。
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