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古文単語「たしかなり/確かなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】 |
著作名:
走るメロス
5,189 views |
たしかなり/確かなり
このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「たしかなり/確かなり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容動詞・ナリ活用
未然形 | たしかなら | ◯ |
連用形 | たしかなり | たしかに |
終止形 | たしかなり | ◯ |
連体形 | たしかなる | ◯ |
已然形 | たしかなれ | ◯ |
命令形 | たしかなれ | ◯ |
■意味1
しっかりしている、揺れ動かない、動揺しない。
[出典]:火鼠の皮衣 竹取物語
「仕うまつる人の中に、心確かなるを選びて...」
[訳]:お仕え申し上げる人の中で、心のしっかりしている者を選んで...
「仕うまつる人の中に、心確かなるを選びて...」
[訳]:お仕え申し上げる人の中で、心のしっかりしている者を選んで...
■意味2
はっきりしている、明確である。
[出典]:いみじき成敗 沙石集
「この妻は極めたる正直の者と見て、かの主不実のこと確かなりければ、国の守の判に言はく...」
[訳]:(国守は)この妻をこの上なく正直な者であると思い、あの持ち主が不実なことが明確であったので、国守が判決として言うことには...
「この妻は極めたる正直の者と見て、かの主不実のこと確かなりければ、国の守の判に言はく...」
[訳]:(国守は)この妻をこの上なく正直な者であると思い、あの持ち主が不実なことが明確であったので、国守が判決として言うことには...
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