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古文単語「たわわなり/撓なり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】 |
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著作名:
走るメロス
23,858 views |
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たわわなり/撓なり
このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「たわわなり/撓なり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容動詞・ナリ活用
| 未然形 | たわわなら | ◯ |
| 連用形 | たわわなり | たわわに |
| 終止形 | たわわなり | ◯ |
| 連体形 | たわわなる | ◯ |
| 已然形 | たわわなれ | ◯ |
| 命令形 | たわわなれ | ◯ |
■意味
しなう様子、たわむ様子。
[出典]:神無月のころ 徒然草
「かくてもあられけるよと、あはれに見るほどに、かなたの庭に、大きなる柑子の木の、枝もたわわになりたるが...」
[訳]:こんな様子でも(住んで)いることができるのだなぁと、しみじみと思っていると、向こうの庭に、大きな柑子(みかん)の木で、枝がしなうほど(実が)なっているのですが...
「かくてもあられけるよと、あはれに見るほどに、かなたの庭に、大きなる柑子の木の、枝もたわわになりたるが...」
[訳]:こんな様子でも(住んで)いることができるのだなぁと、しみじみと思っていると、向こうの庭に、大きな柑子(みかん)の木で、枝がしなうほど(実が)なっているのですが...
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