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古文単語「たわわなり/撓なり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】
著作名: 走るメロス
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たわわなり/撓なり

このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「たわわなり/撓なり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

形容動詞・ナリ活用

未然形たわわなら
連用形たわわなりたわわに
終止形たわわなり
連体形たわわなる
已然形たわわなれ
命令形たわわなれ


意味

しなう様子、たわむ様子

[出典]神無月のころ 徒然草
「かくてもあられけるよと、あはれに見るほどに、かなたの庭に、大きなる柑子の木の、枝もたわわになりたるが...」

[訳]:こんな様子でも(住んで)いることができるのだなぁと、しみじみと思っていると、向こうの庭に、大きな柑子(みかん)の木で、枝がしなうほど(実が)なっているのですが...


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