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古文単語「ずんず/誦ず」の意味・解説【サ行変格活用】
著作名: 走るメロス
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ずんず/誦ず

このテキストでは、サ行四段活用の動詞「ずんず/誦ず」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

※「ずうず、」「ずず」、「ずす」、「じゅす」とも。
サ行変格活用

未然形ずんぜ
連用形ずんじ
終止形ずんず
連体形ずんずる
已然形ずんずれ
命令形ずんぜよ


意味:他動詞

口ずさむ、吟ずる、朗詠する

[出典]:須磨 源氏物語
「『二千里の外故人の心』と誦じ給へる。」

[訳]:(白居易の漢詩)「二千里離れた土地にいる古くからの友人の心(はどう思うだろうか)。」と口ずさみなさる。


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