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古文単語「よる/由る/因る/依る」の意味・解説【ラ行四段活用】 |
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著作名:
走るメロス
35,307 views |
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「由る/因る/依る」の意味・活用・使用例【ラ行四段活用】
このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「よる/由る/因る/依る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
「よる」には
①寄る
②由る/因る/依る
③縒る/撚る
などがあるが、ここでは「②由る/因る/依る」を扱う。
ラ行四段活用
| 未然形 | よら |
| 連用形 | より |
| 終止形 | よる |
| 連体形 | よる |
| 已然形 | よれ |
| 命令形 | よれ |
■意味1:自動詞
基づく、原因となる。
[出典]:東下り 伊勢物語
「そこを八橋といひけるは、水ゆく河の蜘蛛手なれば、橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋といひける。」
[訳]:そこを八橋といったのは、水が流れる川が八方に分岐しているので、橋を八つ渡してあることに基づいて、八橋といったのでした。
「そこを八橋といひけるは、水ゆく河の蜘蛛手なれば、橋を八つ渡せるによりてなむ、八橋といひける。」
[訳]:そこを八橋といったのは、水が流れる川が八方に分岐しているので、橋を八つ渡してあることに基づいて、八橋といったのでした。
■意味2:自動詞
かかわる、左右される、応じる、従う。
[出典]:徒然草
「道心あらば、住む所にしもよらじ。」
[訳]:仏道を求める心があれば、住む場所に決して左右されないだろう。
「道心あらば、住む所にしもよらじ。」
[訳]:仏道を求める心があれば、住む場所に決して左右されないだろう。
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