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古文単語「かりそめなり/仮初なり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】 |
著作名:
走るメロス
21,447 views |
かりそめなり/仮初なり
このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「かりそめなり/仮初なり」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容動詞・ナリ活用
未然形 | かりそめなら | ◯ |
連用形 | かりそめなり | かりそめに |
終止形 | かりそめなり | ◯ |
連体形 | かりそめなる | ◯ |
已然形 | かりそめなれ | ◯ |
命令形 | かりそめなれ | ◯ |
■意味1
ほんの一時的である、間に合わせである、はかない様。
[出典]:御法 源氏物語
「限りもなくらうたげにをかしげなる御さまにて、いとかりそめに世を思ひ給へるけしき...」
[訳]:(やせ細った今のご様子は他のものに例えようもなく)この上なく可憐で可愛らしいご様子で、本当に一時的なものだとこの世のことお思いになられている様子は...
「限りもなくらうたげにをかしげなる御さまにて、いとかりそめに世を思ひ給へるけしき...」
[訳]:(やせ細った今のご様子は他のものに例えようもなく)この上なく可憐で可愛らしいご様子で、本当に一時的なものだとこの世のことお思いになられている様子は...
■意味2
ちょっと、たまたま、ふと。
■意味3
軽々しいこと、なおざりな様、いいかげんな様。
[出典]:瓜盗人
「ああ、かりそめな事をいたさう事ではござらぬ。」
[訳]:ああ、いいかげんなことをしてはいけないことです。
「ああ、かりそめな事をいたさう事ではござらぬ。」
[訳]:ああ、いいかげんなことをしてはいけないことです。
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