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古文単語「またいつかは」の意味・解説【連語】
著作名: 走るメロス
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またいつかは

このテキストでは、古文単語「またいつかは」の意味、解説とその使用例を記している。

成り立ち

副詞「また」+代名詞「いつ」+係助詞または終助詞「かは」。
連語

意味

再びいつ-か

[出典]漂泊の思ひ・旅立ち 奥の細道
「弥生も末の七日、あけぼのの空朧々として、月は有明にて光をさまれるものから、不二の峰かすかに見えて、上野・谷中の花の梢またいつかはと心細し。」

[訳]:三月も下旬の二十七日、夜明けの空はぼんやりとかすみ、月は有明けの月(夜が明けても空に残っている月)で光はなくなっているので、富士の峰がかすかに見えて(かすかにしか見えず)、上野や谷中の桜の梢を再びいつ見られるのと(思うと)心細い。


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