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古文単語「さらに/更に」の意味・解説【副詞】 |
著作名:
走るメロス
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さらに/更に
このテキストでは、古文単語「さらに/更に」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
副詞
■意味1
そのうえ、重ねて、いっそう。
[出典]:蓮花城、入水のこと 発心集
「...と言ひていさめけれど、さらにゆるぎなく思ひかためたることと見えければ...」
[訳]:...と言って諌めたのですが、(蓮花城の様子が)いっそう揺るぎなく(心に)思い固めたことであると思われたので...
「...と言ひていさめけれど、さらにゆるぎなく思ひかためたることと見えければ...」
[訳]:...と言って諌めたのですが、(蓮花城の様子が)いっそう揺るぎなく(心に)思い固めたことであると思われたので...
■意味2
新たに、改めて。
[出典]:燕の子安貝 竹取物語
「さらに、夜さり、この寮にまうで来。」
[訳]:改めて、今夜、この役所にやって来なさい。
「さらに、夜さり、この寮にまうで来。」
[訳]:改めて、今夜、この役所にやって来なさい。
■意味3
まったく〜ない、決して〜ない。
※この用法の場合、「さらに〜打消」の形で用いられる。
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