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古文単語「すはや」の意味・解説【感動詞】
著作名: 走るメロス
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すはや

このテキストでは、古文単語「すはや」の意味、解説とその使用例を記している。

成り立ち

感動詞「すは」と間投助詞「や」が一語になったもの。
感動詞

意味

あれっ、あっ、それっ

[出典]富士川 平家物語
すはや源氏の大勢の寄するは。斎藤別当が申しつる様に、定めて搦手もまはるらむ。とりこめられてはかなふまじ。ここをば退いて尾張河洲俣を防げや。」

[訳]あっ源氏の大軍が(攻め)寄せてきた。斎藤別当が申したように、きっと(源氏の軍勢は、わが軍の)背後にも迂回するだろう。取り囲まれてはかなうまい。ここを退却して尾張河洲俣を防ごう。


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