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古文単語「ひがひがし/僻僻し」の意味・解説【形容詞シク活用】
著作名: 走るメロス
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ひがひがし/僻僻し

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形容詞・シク活用

未然形ひがひがしくひがひがしから
連用形ひがひがしくひがひがしかり
終止形ひがひがし
連体形ひがひがしきひがひがしかる
已然形ひがひがしけれ
命令形ひがひがしかれ


意味1

ひねくれている、趣を理解しない

[出典]雪のおもしろう降りたりし朝 徒然草
「この雪いかが見ると一筆のたまはせぬほどの、ひがひがしからん人のおほせらるる事、聞き入るべきかは。」

[訳]:この雪をどのように思うかと一言もおっしゃらない程度の、趣を理解しないような人のおっしゃることを、どうして聞き入れることができるましょうか、いやできません。


意味2

見苦しい、非常識だ

[出典]:玉鬘 源氏物語
「着たる物のさまに似ぬは、ひがひがしくもありかし。」

[訳]:着ている物が(着ている人の)人柄に似合わないのは、見苦しいことよ。


意味3

調子がおかしい

[出典]:若菜下 源氏物語
「年ごろかく埋もれて過ぐすに、耳なども少しひがひがしくなりにたるにやあらむ...」

[訳]:長年このように世間から離れて過ごしていると、耳なども少し調子がおかしくなってしまっているのだろうか...


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