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古文単語「まさる/勝る/優る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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まさる/勝る/優る

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「まさる/勝る/優る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。



「まさる」には
①勝る/優る
増さる
などの用法があるが、ここでは「①勝る/優る」を扱う。

ラ行四段活用

未然形まさら
連用形まさり
終止形まさる
連体形まさる
已然形まされ
命令形まされ


意味:自動詞

優れている、比較したものより優れている、上である

[出典]山上憶良 万葉集
「銀も金も玉も何せむに優れる宝子にしかめやも」

[訳]:銀も金も宝石も、どうしてそれらより優れている子ども(という宝)に宝として及ぶだろうか。いや及ぶまい。


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