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古文単語「あゆみいづ/歩み出づ」の意味・解説【ダ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
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あゆみいづ/歩み出づ

このテキストでは、ダ行下二段活用の動詞「あゆみいづ/歩み出づ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。



ダ行下二段活用

未然形あゆみいで
連用形あゆみいで
終止形あゆみいづ
連体形あゆみいづる
已然形あゆみいづれ
命令形あゆみいでよ


意味:自動詞

歩いて外へ出る、歩いて現れる、立ち去る

[出典]花山院の出家 大鏡
「と仰せられて、歩み出でさせ給ふほどに、弘徽殿の女御の御文の、日ごろ破り残して御身も放たず御覧じけるを思し召し出でて...」

[訳]:と仰られて、歩いてお出になるときに、(花山天皇は)弘徽殿の女御のお手紙で、普段破り捨てずに残して、肌身離さずご覧になっていたものをお思い出しになって...


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