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古文単語「ほむ/誉む/褒む」の意味・解説【マ行下二段活用】 |
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著作名:
走るメロス
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このテキストでは、マ行下二段活用の動詞「ほむ/誉む/褒む」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
未然形 | ほめ |
連用形 | ほめ |
終止形 | ほむ |
連体形 | ほむる |
已然形 | ほむれ |
命令形 | ほめよ |
褒める、たたえる。
[出典]:馬のはなむけ・門出 土佐日記
「守柄にやあらむ、国人の心の常として、『今は。』とて見えざなるを心ある者は恥ぢずになむ来ける。これは、物によりて褒むるにしもあらず。」
[訳]:国司としての人柄であろうか、(この)国の人の心情としては、「今は(別れのときだからもう顔はあわせない。)」と(見送りに)やって来ないようだが、思いやりのある者は遠慮せずに(見送りに)やって来てくれた。これは、良い贈り物(をもらったこと)によって褒めるわけではない。
「守柄にやあらむ、国人の心の常として、『今は。』とて見えざなるを心ある者は恥ぢずになむ来ける。これは、物によりて褒むるにしもあらず。」
[訳]:国司としての人柄であろうか、(この)国の人の心情としては、「今は(別れのときだからもう顔はあわせない。)」と(見送りに)やって来ないようだが、思いやりのある者は遠慮せずに(見送りに)やって来てくれた。これは、良い贈り物(をもらったこと)によって褒めるわけではない。
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