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古文単語「みちすがら/道すがら/途次」の意味・解説【副詞】
著作名: 走るメロス
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みちすがら/道すがら/途次

このテキストでは、古文単語「みちすがら/道すがら/途次」の意味、解説とその使用例を記している。

副詞

意味

道中ずっと、歩きながら

[出典]これも仁和寺の法師 徒然草
「響きて堪へがたかりければ、かなはで、すべきやうなくて、三つ足なる角の上に帷子をうちかけて、手を引き杖をつかせて、京なる医師のがり、率て行きける道すがら、人のあやしみ見ること限りなし。」

[訳]:(足鼎をたたいたときの音が頭に)響いて我慢できなかったので、(打ち割ることが)できず、手の施しようがないので、(足鼎の)3つの足の上に帷子をかけて、手を引き杖をつかせて、都の医者のもとへ、連れて行った道中ずっと、人が不思議に見ることこの上ない。


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