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古文単語「しどけなし」の意味・解説【形容詞ク活用】
著作名: 走るメロス
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しどけなし

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形容詞・ク活用

未然形しどけなくしどけなから
連用形しどけなくしどけなかり
終止形しどけなし
連体形しどけなきしどけなかる
已然形しどけなけれ
命令形しどけなかれ


意味1

くつろいでいる、無造作である、打ち解けた様子である

[出典]須磨の秋 源氏物語
「白き綾のなよよかなる、 紫苑色など奉りて、こまやかなる御直衣、帯しどけなくうち乱れ給へる御さまにて...」

[訳]:白い綾織物の柔らかいもの(の上)に、紫苑色のものをお召しになって、色が濃い御直衣に、帯も無造作にくつろぎなさったお姿で...


意味2

締まりがない、だらしない、乱雑である

[出典]若菜上 源氏物語
「御几帳どもしどけなく引きやりつつ...」

[訳]:御几帳などをだらしなく(横に)押しのけて...


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