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古文単語「うちわる/打ち割る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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うちわる/打ち割る

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「うちわる/打ち割る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形うちわら
連用形うちわり
終止形うちわる
連体形うちわる
已然形うちわれ
命令形うちわれ


意味:他動詞

叩き割る

[出典]これも仁和寺の法師 徒然草
「とかくすれば、首のまはり欠けて、血垂り、ただ腫れに腫れみちて、息もつまりければ、打ち割らむとすれど、たやすく割れず。」

[訳]:(抜こうと)あれこれとすると、首の周りは傷ついて、血が垂れ、ひたすら腫れに腫れ、息も詰まってきたので、(足鼎を)たたき割ろうとするのだが、簡単には割れない。


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