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古文単語「おもひかく/思ひ掛く/思ひ懸く」の意味・解説【カ行下二段活用】 |
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著作名:
走るメロス
42,514 views |
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「おもひかく/思ひ掛く/思ひ懸く」の意味・活用・使用例【カ行下二段活用
このテキストでは、カ行下二段活用の動詞「おもひかく/思ひ掛く/思ひ懸く」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
カ行下二段活用
| 未然形 | おもひかけ |
| 連用形 | おもひかけ |
| 終止形 | おもひかく |
| 連体形 | おもひかくる |
| 已然形 | おもひかくれ |
| 命令形 | おもひかけよ |
■意味1:他動詞
予想する、予測する。
[出典]:競べ弓・弓争ひ 大鏡
「帥殿の、南院にて人々集めて弓あそばししに、この殿わたらせ給へれば、『思ひかけずあやし。』と、中の関白殿思し驚きて...」
[訳]:帥殿(藤原伊周)が、(伊周の父親のいる)南院で人々を集めて弓の競射をなさったときに、この殿(藤原道長)がいらっしゃったので、「予期せず珍しいことだ。」と中関白殿(藤原道隆)はびっくりなさって...
「帥殿の、南院にて人々集めて弓あそばししに、この殿わたらせ給へれば、『思ひかけずあやし。』と、中の関白殿思し驚きて...」
[訳]:帥殿(藤原伊周)が、(伊周の父親のいる)南院で人々を集めて弓の競射をなさったときに、この殿(藤原道長)がいらっしゃったので、「予期せず珍しいことだ。」と中関白殿(藤原道隆)はびっくりなさって...
■意味2:他動詞
気にかける、心にかける、考える。
[出典]:物語・源氏の五十余巻 更級日記
「『法華経五の巻をとく習へ。』と言ふと見れど、人にも語らず、習はむとも思ひかけず。」
[訳]:「法華経五の巻をはやく習いなさい。」と言う夢を見たのだが、(そのことは)人にも話さず、習おうとも気にかけない。
「『法華経五の巻をとく習へ。』と言ふと見れど、人にも語らず、習はむとも思ひかけず。」
[訳]:「法華経五の巻をはやく習いなさい。」と言う夢を見たのだが、(そのことは)人にも話さず、習おうとも気にかけない。
■意味3:他動詞
恋い慕う、恋しく思う。
[出典]:伊勢物語
「昔、いやしからぬ男、我よりはまさりたる人を思ひかけて、年経ける。」
[訳]:昔、身分が低くはない男が、自分よりは(身分が)高い人を恋しく思って、年月が過ぎた。
「昔、いやしからぬ男、我よりはまさりたる人を思ひかけて、年経ける。」
[訳]:昔、身分が低くはない男が、自分よりは(身分が)高い人を恋しく思って、年月が過ぎた。
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