更新日時:
|
|
古文単語「さりぬべし/然りぬべし」の意味・解説【連語】 |
|
著作名:
走るメロス
11,752 views |
ラ行変格活用「さり」の連用形「さる」と完了/確述の助動詞「ぬ」の終止形、そして推量の助動詞の終止形が一語になったもの。
そうするのが適当である、そうするのがふさわしい、適当である。
[出典]:忠度の都落ち 平家物語
「これに候ふ巻き物のうちに、さりぬべきもの候はば...」
[訳]:ここにございます巻物の中に、(勅撰集にのせるのに)ふさわしいものがございますなら...
※「さりぬべき」の「べき」は、推量の助動詞「べし」の連体形「べき」。
「これに候ふ巻き物のうちに、さりぬべきもの候はば...」
[訳]:ここにございます巻物の中に、(勅撰集にのせるのに)ふさわしいものがございますなら...
※「さりぬべき」の「べき」は、推量の助動詞「べし」の連体形「べき」。
(身分などが)
立派だ、相当だ。
[出典]:生ひ先なく 枕草子
「なほ、さりぬべからむ人の娘などは、差し交じはらせ...」
[訳]:やはり、(身分が)相当であるような人の娘などは、宮仕えをさせ...
※「さりぬべから」の「べから」は、推量の助動詞「べし」の未然形「べから」。
「なほ、さりぬべからむ人の娘などは、差し交じはらせ...」
[訳]:やはり、(身分が)相当であるような人の娘などは、宮仕えをさせ...
※「さりぬべから」の「べから」は、推量の助動詞「べし」の未然形「べから」。
このテキストを評価してください。
役に立った
|
う~ん・・・
|
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。 |
|
古文単語「おもひおこす/思ひ起こす」の意味・解説【サ行四段活用】
>
古文単語「したふ/慕ふ」の意味・解説【ハ行四段活用】
>
古文単語「かきたる/掻き垂る」の意味・解説【ラ行下二段活用/ラ行四段活用】
>
古文単語「つと」の意味・解説【副詞】
>
古文単語「わきまふ/弁ふ」の意味・解説【ハ行下二段活用】
>
最近見たテキスト
古文単語「さりぬべし/然りぬべし」の意味・解説【連語】
10分前以内
|
>
|
デイリーランキング