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古文単語「たふ/耐ふ/堪ふ」の意味・解説【ハ行下二段活用】 |
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著作名:
走るメロス
47,020 views |
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「たふ/耐ふ/堪ふ」の意味・解説【ハ行下二段活用】
このテキストでは、ハ行下二段活用の動詞「たふ/耐ふ/堪ふ」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
ハ行下二段活用
| 未然形 | たへ |
| 連用形 | たへ |
| 終止形 | たふ |
| 連体形 | たふる |
| 已然形 | たふれ |
| 命令形 | たへよ |
■意味1:自動詞
我慢できる、こらえられる。
※この用法の場合、下に打消を伴って「我慢できない、こられられない」となることが多い。
[出典]:帰京 土佐日記
「かかるうちに、なほ悲しきに堪へずして、ひそかに心知れる人と言へりける歌...」
[訳]: こうしているうちに、いっそうの悲しさに我慢できずに、こっそりと(互い)の心を理解している人(妻のこと)と詠んだ歌...
「かかるうちに、なほ悲しきに堪へずして、ひそかに心知れる人と言へりける歌...」
[訳]: こうしているうちに、いっそうの悲しさに我慢できずに、こっそりと(互い)の心を理解している人(妻のこと)と詠んだ歌...
■意味2:自動詞
能力をもつ、優れている、やりこなす力がある。
[出典]:三船の才・公任の誉れ 大鏡
「入道殿の大井川に逍遥せさせ給ひしに、作文の舟・管絃の舟・和歌の舟と分たせ給ひて、その道にたへたる人々を乗せさせ給ひしに...」
[訳]:入道殿(藤原道長)が大井川で舟遊びをなさったときのことですが、(入道殿は、舟を)漢文を作る(人が乗る)舟、管絃をする(人が乗る)舟、和歌を詠む(人が乗る)舟とお分けになって、その道に優れている人々をお乗せになったとき...
「入道殿の大井川に逍遥せさせ給ひしに、作文の舟・管絃の舟・和歌の舟と分たせ給ひて、その道にたへたる人々を乗せさせ給ひしに...」
[訳]:入道殿(藤原道長)が大井川で舟遊びをなさったときのことですが、(入道殿は、舟を)漢文を作る(人が乗る)舟、管絃をする(人が乗る)舟、和歌を詠む(人が乗る)舟とお分けになって、その道に優れている人々をお乗せになったとき...
■意味3:自動詞
もちこたえる、持続する。
[出典]:玉鬘 源氏物語
「ここながら命たへずなりぬること。」
[訳]: ここにいるまま命がもちこたえられなくなってしまうとは。
「ここながら命たへずなりぬること。」
[訳]: ここにいるまま命がもちこたえられなくなってしまうとは。
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