manapedia
更新日時:
古文単語「こぼる/こほる/毀る」の意味・解説【ラ行下二段活用】
著作名: 走るメロス
28,630 views
こぼる/こほる/毀る

このテキストでは、ラ行下二段活用の動詞「こぼる/こほる/毀る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

「こぼる」には、
①毀る
零る/溢る
などの用法があるが、ここでは「①毀る」を扱う。

ラ行下二段活用

未然形こぼれこほれ
連用形こぼれこほれ
終止形こぼるこほる
連体形こぼるるこほるる
已然形こぼるれこほるれ
命令形こぼれよこほれよ


意味:自動詞

壊れる、破れる

[出典]帰京 土佐日記
「聞きしよりもまして、言ふかひなくぞこぼれ破れたる。」

[訳]:伝え聞いていた以上に、どうしようもないほど壊れ傷んでいる。


このテキストを評価してください。
役に立った
う~ん・・・
※テキストの内容に関しては、ご自身の責任のもとご判断頂きますようお願い致します。