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古文単語「しきりに/頻りに」の意味・解説【副詞】 |
著作名:
走るメロス
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しきりに/頻りに
このテキストでは、古文単語「しきりに/頻りに」の意味、解説とその使用例を記している。
副詞
■意味1
絶えず、繰り返し、何度も、しつこく。
[出典]:馬のはなむけ・門出 土佐日記
「年ごろ、よくくらべつる人々なむ、別れ難く思ひて、日しきりにとかくしつつ、ののしるうちに、夜更けぬ。」
[訳]:ここ数年、親しく付き合ってきた人たちは、(私と)別れがたく思って、一日中絶えずあれこれ(世話を)しながら、騒いでいるうちに、夜がふけてしまった。
「年ごろ、よくくらべつる人々なむ、別れ難く思ひて、日しきりにとかくしつつ、ののしるうちに、夜更けぬ。」
[訳]:ここ数年、親しく付き合ってきた人たちは、(私と)別れがたく思って、一日中絶えずあれこれ(世話を)しながら、騒いでいるうちに、夜がふけてしまった。
■意味2
むやみに、非常に、はなはだしく。
[出典]:大納言死去 平家物語
「身にはしきりに毛生ひつつ、言ふ詞も聞き知らず。」
[訳]:体にははなはだしく毛が生えていて、口にする言葉も聞いて理解できない。
「身にはしきりに毛生ひつつ、言ふ詞も聞き知らず。」
[訳]:体にははなはだしく毛が生えていて、口にする言葉も聞いて理解できない。
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