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需要と供給の関係(物の値段はどうやって決まるのか) |
著作名:
ピタゴラス3世
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ふだん私たちが買う製品には値段がついていますよね。この値段、実はちゃんと理由があって決められているんです。
私たち消費者が「欲しい!」というのを需要といいます。一方で起業が「売りたい!」というのを供給といいます。欲しがる量のことを需要量、売りたがる量のことを供給量ともいいますので、あわせて覚えておきましょう。
例えばみなsなんが、ケーキが食べたい!としましょう。このケーキは100個限定で1個あたり300円です。しかし限定商品なので、多少高くても買いたい、食べたいという人も出てくるでしょう。そこでこのケーキを売っているお店は、「多少高くしても食べたい人は買ってくれるだろう。1個500円でも100個売り切れるんじゃね?」と考えてケーキの値段を500円に値上げします。
需要が供給を上回る場合、供給される製品・商品の価格は上がります。
一方であまりにもケーキの値段が高すぎて、消費者が「そんなに高いならいらないよ」となったらどうでしょう。ケーキを供給する人は、100個作ってしまったのだから安くしてでも売りたいと思うはずです。
需要が供給を下回る場合、供給される製品・商品の価格は下がります。
この需要と供給のバランスがうまくとれると、結果的に価格が落ち着くようになっているのです。誰が操作しているわけでもないこの現象のことを、アダム・スミスは神の見えざる手と呼びました。
需要と供給
私たち消費者が「欲しい!」というのを需要といいます。一方で起業が「売りたい!」というのを供給といいます。欲しがる量のことを需要量、売りたがる量のことを供給量ともいいますので、あわせて覚えておきましょう。
例えばみなsなんが、ケーキが食べたい!としましょう。このケーキは100個限定で1個あたり300円です。しかし限定商品なので、多少高くても買いたい、食べたいという人も出てくるでしょう。そこでこのケーキを売っているお店は、「多少高くしても食べたい人は買ってくれるだろう。1個500円でも100個売り切れるんじゃね?」と考えてケーキの値段を500円に値上げします。
これが、需要量>供給量という状態です。
需要が供給を上回る場合、供給される製品・商品の価格は上がります。
一方であまりにもケーキの値段が高すぎて、消費者が「そんなに高いならいらないよ」となったらどうでしょう。ケーキを供給する人は、100個作ってしまったのだから安くしてでも売りたいと思うはずです。
つまり、需要量<供給量という状態です。
需要が供給を下回る場合、供給される製品・商品の価格は下がります。
まとめ
この需要と供給のバランスがうまくとれると、結果的に価格が落ち着くようになっているのです。誰が操作しているわけでもないこの現象のことを、アダム・スミスは神の見えざる手と呼びました。
需要量>供給量→価格が上がる
需要量<供給量→価格が下がる
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