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古文単語「おごる/奢る/驕る/傲る」の意味・解説【ラ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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おごる/奢る/驕る/傲る

このテキストでは、ラ行四段活用の動詞「おごる/奢る/驕る/傲る」の意味、活用、解説とその使用例を記している。

ラ行四段活用

未然形おごら
連用形おごり
終止形おごる
連体形おごる
已然形おごれ
命令形おごれ


意味1:自動詞

誇らしげに振る舞う、おごり高ぶる

[出典]祇園精舎 平家物語
おごれる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし。」

[訳]おごり高ぶっている人(の栄華)も長く続くものではなく、まるで(覚めやすいと言われている)春の夜の夢のようである。


意味2:自動詞

ぜいたくをする

[出典]:心なしと見ゆる者も 徒然草
「上のおごり費やす所をやめ...」

[訳]:為政者がぜいたくをし浪費することをやめ...


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