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古文単語「めざまし/目覚まし」の意味・解説【形容詞シク活用】 |
著作名:
走るメロス
18,430 views |
めざまし/目覚まし
このテキストでは、シク活用の形容詞「めざまし/目覚まし」の意味、活用、解説とその使用例を記している。
形容詞・シク活用
未然形 | めざましく | めざましから |
連用形 | めざましく | めざましかり |
終止形 | めざまし | ◯ |
連体形 | めざましき | めざましかる |
已然形 | めざましけれ | ◯ |
命令形 | ◯ | めざましかれ |
■意味1
目が覚めるほど素晴らしい、思いのほかすばらしい。
[出典]:夕顔 源氏物語
「うちとけたらぬもてなし、髪の下がり端、めざましくとも見たまふ。」
[訳]:気を許していない態度、髪の垂れ具合など、思いのほか素晴らしいと御覧になります。
「うちとけたらぬもてなし、髪の下がり端、めざましくとも見たまふ。」
[訳]:気を許していない態度、髪の垂れ具合など、思いのほか素晴らしいと御覧になります。
■意味2
気に食わない、心外である、不愉快である。
[出典]:桐壷 源氏物語
「はじめより我はと思ひ上がり給へる御方々、めざましきものにおとしめ嫉み給ふ。」
[訳]:(宮廷に仕え始めた)当初から、自分こそは(帝の寵愛を受ける)と自負していらっしゃる方々は、(寵愛を受けていた女性を)気に食わない者としてさげすみ、ねたみなさいます。
「はじめより我はと思ひ上がり給へる御方々、めざましきものにおとしめ嫉み給ふ。」
[訳]:(宮廷に仕え始めた)当初から、自分こそは(帝の寵愛を受ける)と自負していらっしゃる方々は、(寵愛を受けていた女性を)気に食わない者としてさげすみ、ねたみなさいます。
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