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古文単語「ことなしびに/事無しびに」の意味・解説【副詞】
著作名: 走るメロス
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ことなしびに/事無しびに

このテキストでは、古文単語「ことなしびに/事無しびに」の意味、解説とその使用例を記している。

※名詞「ことなしび」+格助詞「に」とする場合もある。
副詞

意味

こともなげに、さりげなく

[出典]二月つごもりごろに 枕草子
「皆いと恥づかしき中に、宰相の御答(いら)へを、いかでかことなしびに言ひ出でむ...」

[訳]:皆気後れするほど立派な方々の中で、宰相殿へのお返事を、どうしてこともなげに口に出すことができましょうか、(いやできません、)...


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