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古文単語「おもひなす/思ひ為す/思ひ做す」の意味・解説【サ行四段活用】
著作名: 走るメロス
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おもひなす/思ひ為す/思ひ做す

このテキストでは、サ行四段活用「おもひなす/思ひ為す/思ひ做す」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。

サ行四段活用

未然形おもひなさ
連用形おもひなし
終止形おもひなす
連体形おもひなす
已然形おもひなせ
命令形おもひなせ


意味1:他動詞

思い込む

[出典]伊勢物語
「その男、身をえうなきものに思ひなして...」

[訳]:その男は、わが身を必要のない者と思い込んで...


意味2:他動詞

推測する、〜と考える

[出典]:源氏物語 紫式部
「おのづからさるやうありて聞こゆるならむと思ひなし給へかし。」

[訳]:自然と、しかるべき理由があって申し上げているのだろうとお考えください。


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