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古文単語「あてなり」の意味・解説【形容動詞ナリ活用】 |
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著作名:
走るメロス
74,985 views |
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「あてなり」の意味・活用・使用例【形容動詞ナリ活用】
このテキストでは、ナリ活用の形容動詞「あてなり」の意味、活用、解説とその使用例を記しています。
形容動詞・ナリ活用
| 未然形 | あてなら | ◯ |
| 連用形 | あてなり | あてに |
| 終止形 | あてなり | ◯ |
| 連体形 | あてなる | ◯ |
| 已然形 | あてなれ | ◯ |
| 命令形 | (あてなれ) | ◯ |
■意味1
身分が高い、高貴である、家柄がよい。
[出典]:かぐや姫の成長 竹取物語
「世界の男、あてなるもいやしきも、いかでこのかぐや姫を、得てしがな、見てしがなと...」
[訳]:世の中の男たちは、身分が上の者も下の者も、どうにかしてかぐや姫を手に入れたい、結婚したいと...
「世界の男、あてなるもいやしきも、いかでこのかぐや姫を、得てしがな、見てしがなと...」
[訳]:世の中の男たちは、身分が上の者も下の者も、どうにかしてかぐや姫を手に入れたい、結婚したいと...
■意味2
上品である、気品がある。
[出典]:若紫・北山の垣間見 源氏物語
「四十余ばかりにて、いと白うあてにやせたれど、面つきふくらかに...」
[訳]:四十歳過ぎぐらいで、とても(色が)白く上品でやせていますが、顔つきはふっくらとしていて...
「四十余ばかりにて、いと白うあてにやせたれど、面つきふくらかに...」
[訳]:四十歳過ぎぐらいで、とても(色が)白く上品でやせていますが、顔つきはふっくらとしていて...
■備考
同じ「高貴である/家柄がよい」を意味する「やむごとなし」との違いは、「やむごとなし」は最上級の高貴さ/家柄の高さを表すのに対して、「あてなり」が一般的な高貴さ/家柄の高さを表す。例えば源氏物語では、光源氏に対して「やむごとなし」は用いるが、「あてなり」は用いない。
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