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古文単語「すきずきし/好き好きし」の意味・解説【形容詞シク活用】
著作名: 走るメロス
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すきずきし/好き好きし

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形容詞・シク活用

未然形すきずきしくすきずきしから
連用形すきずきしくすきずきしかり
終止形すきずきし
連体形すきずきしきすきずきしかる
已然形すきずきしけれ
命令形すきずきしかれ


意味1

好色めいている、恋愛に執着している、色好みだ

[出典]:箒木 源氏物語
好き好きしき心のすさびにて...」

[訳]好色めいた心の気まぐれで...


意味2

風流だ、風雅を理解している、物好きである

[出典]うきたる世 紫式部日記
「朝霧の絶え間に見わたしたるは、げに老いも退きぬべき心地するに、なぞや、まして、思ふことの少しもなのめなる身ならましかば、すきずきしくももてなし、若やぎて、常なき世をも過ぐしてまし...」

[訳]:朝霧の絶え間に遠く広くみた光景は、なるほど(菊が長寿の花という昔からのいわれの通り)老いも後退してしまいそうな気がするのは、なぜだろう、まして(私とは違って)、悩みが少しでも平凡な身であるならば、風雅を理解しているように振る舞い、若々しく振る舞い、無情な世をも(楽しく)過ごすだろうに...


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